6月7日の朝日新聞で、
『オバマはネット選挙で勝ったのか 陣営が明かす手の内』
という記事がありました。
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/news/TKY201306060374.html
インタビューを受けるのは、
オバマ大統領陣営のテクノロジー主任(CTO)だった、
ハーパー・リード氏。
来月、7月21日に予定されている参議院選挙で、
はじめてネットを使った選挙活動ができるようになるため、
先行するアメリカの事情を紹介するという内容です。
実際に行っていた事例として、
自陣営に投票してくれそうだけど、
期日前投票をまだしていない人を、データから抽出し、
その人とSNSでつながっている支持者に、
訪問などで投票に行くように呼びかけてもらう、
というものがありました。
また、
その活動を効率化するためにテクノロジーは重要だが、
もっとも大切なのは優れた候補者と、
熱意をもって働くボランティアだ、
というコメントもありました。
広告に置き換えた場合でも、
優れた商品と、伝える熱意、
それが揃ったうえで広告の技術が活きる、
と言えそうです。
私たち広告会社も、
広告主の方とその熱意を共有しなければ、
きっとよい仕事はできないのだろうな、
と改めて考えさせられました。
政治家と市民、
売り手と買い手、
その両者のコミュニケーションが活発化し、
さらに豊かな社会になるお手伝いができることを願って。